3年以上使用できる耐久財の受注件数を示す指標。設備投資展望の指標として活用される。
耐久財受注指数とは
耐久財受注指数(Durable Goods Orders)は耐久年数3年以上の製品(自動車、家電、航空機、産業機械、金属製品)の受注件数を金額ベースで集計した米国経済指標です。米商務省センサス局が毎月下旬に発表し、設備投資の先行指標として国内総生産予測に重要な役割を果たします。特に「航空機除くコア耐久財受注」は航空機の大型受注による変動を除いた実質的な設備投資の動きを示し、市場参加者の注目度が最も高い項目です。
FX市場への影響とUSD/JPY実例
耐久財受注が市場予想を上回ると米国経済の堅調さが確認され、USD買い材料となります。例えば予想+0.5%に対し実績+2.3%と上振れた場合、USD/JPYは発表直後の10分で30〜50pips上昇することがあります。1万通貨のロングで50pipsなら+5,000円の利益。逆に予想を大きく下回ると景気後退懸念が広がり、米連邦准備制度理事会(FRB)の利下げ観測が強まってUSD売りの反応となります。
日本のトレーダーが押さえるタイミングと関連指標
発表時刻はJST 22:30(米夏時間)または23:30(冬時間)で、ニューヨーク市場オープン前の比較的静かな時間帯に発表されるため、単独指標としての反応が鮮明に出やすいのが特徴です。経済指標カレンダーで発表予定を確認し、ISM製造業景況感指数や鉱工業生産と合わせて読むと米国製造業の全体像が掴めます。FSA 1:25レバレッジ下で指標トレードを行う場合、発表直後のスプレッド拡大とスリッページに備え、ロットは通常の半分以下に絞るのが鉄則です。最適な取引時間でNY時間帯の戦略を整理しておきましょう。
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